
僕はHPのパソコンML115(G1)を所有しています。
2007年ごろにサーバーとして15,000円くらいの低価格で販売されていました。
サーバー仕様なので少し手を加える必要はありましたが、それなりに使えるスペックで当時は少し人気がありました。
しかし、13年経過した2020年の今となってはゴミ同然。
自分のML115のスペックは下記の通り。
OS:Windows7
CPU:AMD Athlon64 3500+(2.2GHz)
メモリ:3GB
グラフィックカード:GeForce7600

一度Windows10にしたことがありますが、GeForce7600にはドライバが対応していなくて低解像度になってしまいました。
しかもOSの動作が重い。
使い物にならずに、しばらく放置していました。
今回のコロナウイルス自粛期間中に不用品の整理をしていて、ML115の処分も考えました。
ただ、デスクトップのパソコンを処分するは面倒です。
試しに”軽いOS”と言われているCloudReadyを入れて、復活を試ることにしました。

大まかな手順はこちら
1.Cloudready 64bitをUSBメモリにインストール
2.ML115 のBIOS設定を変えて、USBメモリから起動するようにする
3.Cloudreadyを立ち上げて動作確認
4.動作に問題ないようならば、HDDにインストール
問題なかった点
GeForce7600とう古いビデオカードを使用していますが、普通に高解像度で表示できました。
サウンドカードも問題なく動いていました。
(確認したのはスピーカーから音が出るかどうか)
動作が怪しい点
●表示について
ブラウザの処理中にセンターに丸い表示がでますが、それが正常に表示できません。
動作には問題ないので無視しています。
●無線LANについて
無線LANのアダプタは相性があります。
僕は3個所有していますが、その内の1個は認識しませんでした。
●スリープについて
あと本体がスリープに入るとパソコンがフリーズします。
そのためスリープをOFFにして使用しています。
ML115でCloudReadyを使った感想
OS自体は軽いです。使用感も悪くありません。
キーボードの入力もWindowsとあまり変わらない感覚で入力できます。
ブラウザの操作も問題ありません。
でもブラウザで見るホームページの反応が遅いです。
ストレスになるレベルです。
ML115の低スペックが原因ですね。
今のホームページは複雑に作られているので、CPUでいろいろ処理する必要があるからでしょう。
ML115はシングルコアのCPUなので、ホームページを読み込むときにCPU使用率が100%になってしまいます。
そうなると、一通り読み込みが終わるまで動作がモッサリ。
ちなみにYoutubeは480pなら再生可能でした。
720p以上はカクカクです。
現実的な用途
・ニュースサイトを見る
・Google keepやGoogle ドキュメントを使った文章作成
・ブログの記事を書く
このくらいですね。
本当に軽いパコソン作業にしか使えません。
スマートフォンやタブレットのほうが全然快適なので、普通なら処分レベルです。
Cloudreadyにして快適に使えるわけではないけど、ML115の延命処置にはなったでしょうか。
購入してから13年目も経過しているので、今更延命を考える人は僕くらいかもしれませんね(笑)
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